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元本保証の高利回り「国債」を買ってみよう!買い方、持ち方

超低金利、マイナス金利の時代が定着してしまいました。銀行(や郵便局)にお金を預けても金利は0.01%とかそのくらい。100万円預けても金利は100円です。手数料1回分で消えてしまいます。かといって投資信託やFXに手を出すのは怖い、元本が保証されていて、なおかつ多少は利益が出るやり方はないのでしょうか?

株や為替も元本割れの可能性がありますし、複雑そうですよね。そこで、投資入門として国債の購入について書きたいと思います。これなら元本は保証されて預金よりも高い利回りになっています。

国債って何?

よくテレビのニュースなどで「今年の赤字国債は~」「国債の償還に税金が~」というのを聞いたことがあるかもしれません。景気が低迷すると税収が減りますが、一方で景気対策のための公共事業などを行う必要がありますし、福祉や医療費を減らすことはできませんから、足りない分をお金に余裕がある人から調達します(借金する)。これが国債です。当然、国民が積極的に買ってもいいという債券ですから、高い利息を付けて返すことになります。

細かい国債の種類の説明は省きます。

現在、一般の人たち(我々)が買うことができる国債

「個人向け国債
「新窓販国債

の2種類です。

詳しくは財務省のHP
を読んでいただければと思いますが、個人向け国債は完全に個人が購入することを想定したもの、新窓販国債は企業や団体が購入する国債が個人でも購入できる、というものです。

国債は償還期間というものがあり、3年、5年、10年が基本です。購入してそれだけの期間が立たないと返金(払い戻し)できない建前になっています。調達したお金を国で使うわけですから、返金したら国が使えなくなりますからね。

利率は長期のほうが高くなっています。

ただし、超低金利国債にも及んでいるので、現在は国債の利率最低ラインの0.05%のものが多くなっています。これでも、銀行や郵便局の定期預金が0.01%ですから5倍高いんです。

金利は「固定」と「変動」があります。「固定」は国債を購入した時の金利が償還時まで続くということ、一方「変動」は途中で景気の変動があれば利率が変わるというものです。金利はこれ以上下がり用がありませんから、数年内に景気が回復したら、金利が上がるかもしれないのが「変動」型の国債ですね。

例えば
5年 金利1% の個人向け国債を50万円購入したとしましょう。

利息は 500,000円×0.01=5,000円になります。

国債の利息は年に2回に分けて受け取りますので、

2,500円×2回=5,000円/年 を受け取ることができます。

5年経過後に元本の50万円が払い戻されます。実際は利息に税金がかかるので5,000円以下なのですが、ちょっとした贅沢はできるかもしれません。

□元本割れのリスクは?

国債は株などと違い元本割れのリスクはありません。株ならば1,000円で買って、その後株価が倍になれば2,000円で売ることができますが、国債はずっと利率固定です。株の場合、会社が倒産などして監理ポストになれば、1,000円で買ったものも1円か2円、紙くずになってしまいますが、国債はそういうことはないということです。

国債の元本の保証ができない=国が借金を返せない=日本が破産する

ということですから、そんなことになったら一大事ですよね。もう経済どころではなくなる事態ですから、そういうことはないと信じましょう。

元本割れのリスクはまずありえない、しかし利息はかなり低い、でも銀行に預けるよりはまし、と考えてください。

国債の買い方

国債を買いたくなった場合、どこで買えるのでしょうか?株式は証券会社で買わないといけませんが、国債は株式会社に加えて、銀行や農協、郵便局など身近な金融機関で購入することができます。

株の場合、証券会社に口座を作らないといけないので、敷居が高そうに思えますが、国債ならば自分が普段行っている金融機関で買うことができます。どことも取引がない人はいないと思いますので大丈夫でしょう。

国債は1万円から1万円単位で購入できますので、試しに買ってみてもいいと思います。リスクはかなり低いと言えそうですね。

金融機関や証券会社の窓口で購入手続きをします。一部ネット(証券会社等)や電話で取引できるところもありますが、初回は窓口に行った方がいいでしょう。印鑑や身分証も持って行ってください。

銀行や郵便局の窓口の奥に「資産運用コーナー」みたいなソファの席がありますよね。国債も立派な資産運用なのでそこに案内されて、ちょっとVIPな気持ちになりながら応対を受けることになると思います。

実際に国債を買った

筆者も過去に国債を購入したことがあります。買った金融機関は郵便局(ゆうちょ銀行)です。ゆうちょ銀行に口座があれば、どこのゆうちょ銀行でも手続きができます。ただ、あまり小さな郵便局だと局員さんが対応できない(経験がない)可能性があるので、専門の資産運用コーナーがある大きめの郵便局をおススメします。

郵便局で国債を買うと、写真のように国債用の通帳を作ってくれます。

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この通帳で14件まで国債を管理することができます。

過去に購入した国債はこんな感じで、発行日、償還日、利率等が書いてあります。

国債の購入代は、郵便局の口座から引き落とし、利息も郵便局の口座へ年2回振り込み、償還期限後は元の口座に払い戻されるというイメージです。

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例えば、最後に買った国債を見てみましょう。

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利付国債(10年)第301回

償還期限が10年の国債です。

平成21年(2009年)に購入したので、償還期限(満期)は平成31年2019年、その時は平成ではないようですが)になります。

利率は1.5% おお、高い。今は0.1%~0.05%とかですから全然違います。

購入額300,000円

というわけで、利息は

300,000円×1.5%=4,500円

これが年間の利息です。これを2回に分けてもらいますので

2,250円が半年に1回ゆうちょ銀行の口座に振り込まれます。

しかし、これに税金がかかるので、実際に振り込まれたのは「1,794円」です。少ない、かもしれませんが、これでとんかつ定食くらいは食べられそうですね。銀行へ預けていても、利息でうまい棒が食べられるかどうかですので、やはり節約生活の意味ではこちらの方がいいと思います。

手続きも非常に簡単で、元本割れのリスクもない。というわけで資産運用の入門編としても国債購入はよいのではないでしょうか?銀行の定期預金などよりもはるかに得ですので、是非とも検討してみてください。

なお、どうしても困ったときには償還期限前に国債を売ることもできますが、手数料その他で元本割れする可能性もあります。満期まで持っていれば必ず元本は返ってきます。

まとめ

国債は国が発行する債券
・元本割れのリスクがない
・1万円から1万円単位で購入できる
・銀行などの定期預金よりも利息がはるかに高い
・証券会社だけではなく郵便局や銀行で購入できる
・半年に1回、利息が口座に振り込まれる
・試算運用の入門編としてやってみるのもいいのでは?

 

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